霧雨の畔ヶ丸に咲くミツマタ


4月5日、土曜日。今年もまた西丹沢のミツマタを見たいと思い西丹沢の畔ヶ丸を目指した。コースは西丹沢自然教室よりピストン。この時期ではもう盛りをすぎているかもしれないが、まだ咲いているだろう。天気は雨模様のため登山者は殆どいない。畔ヶ丸も雲に包まれて見えない。沢沿いの歩きなれた道を歩く。
沢沿いに咲くミツマタ


歩き始めからさっそくミツマタのお出迎えだ。黄色の色づきは薄くなっているものの、まだまだ枝いっぱいに白い花を咲かせている。山の木々は小さく新緑の葉を広げ始め、鳥の囀りも賑やかになってきた。足元にもスミレが咲き始めた。いよいよ春山のシーズンだ。
ハナネコノメ、日陰が好きな花だ

沢沿いの道はやがて尾根道への急勾配となり、いっきに上り詰める。

尾根はこれまでの静かな道から一変して霧雨が風に舞っている。これまでの急勾配で薄っすらと汗をかいていたので、体感気温はいっきに下がる。停滞するとよけいに寒いため、休まずに畔ヶ丸の頂上を目指す。この尾根道はいつもなら登山者とすれ違うのだが、今日は誰も歩いていない。
霧雨の尾根道

尾根道を歩くこと1時間ほどで霧雨に包まれた畔ヶ丸の頂上に達っした。誰もいない静かな山頂だ。マラソンの折り返しのようにしてそのまま歩いてきた道を戻った。
雨に濡れた山頂のベンチ

今日は夕刻より横浜で大学時代の同期会。遅くまでカラオケで騒ぐ。

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